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入院中の履物に上履きをオススメする理由。長期入院を繰り返した体験談からお話します

この記事は約6分で読めます。

上履きを履いた足

普段、履いている靴で入院生活をおくることは難しいです。

長い間、病院で暮らしていた私が感じたことを、体験に基づいて紹介させていただきます。

紐を結ぶ靴、サンダルはもってのほか。

全身麻酔を伴う手術を行う場合、とてもじゃないですが安定した入院生活を過ごすことはできません。

病院の床には、私が感じただけでもメリットとデメリットがあります。

メリットは凸凹していない(均一にフラット)こと。

デメリットは、転んでしまった場合、病院の硬い床に思い切り身体を打ち付けてしまうことです。

私は、数回、転びました。

ベッドに座って靴を履いている時、高熱が出ている時、助手さんが持ってきてくれた車椅子に座ろうとした時(助手さんは何も悪くないです。)など。

ふとした時、思いもよらない時に危ない状況がやってきます。

どうして上履きをオススメするのか?その理由を、これから書いていきます。

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10日も寝たきりだと足の筋肉が落ちきる

入院中は、ICUはもちろん、一般病棟でも、殆どの時間をベッドの上で過ごします。

冒頭でも述べましたが、普段履いているような「紐を結ぶ靴」や「高いヒールの靴」を履くことはできません。

初めて入院した時は意識不明になり、家族の通報によって救急車で病院に担ぎ込まれました。

病院に入ってからは、意識不明のときも意識を取り戻してからも、半月以上寝たきり状態。半月も横になったままだと、一目見るだけでわかるほど足の筋肉が落ちます。

最悪の時はベッドの横に立つことすら困難でした。筋肉が落ちきって、足が自分の体を支えられないのです。その時は、つま楊枝のような細さの足になっていました。

手術明けにICUで立位訓練する時は、不安定を絵に描いたような状態。

頭の中では以前のように立てると思っていても、身体が全くついてこない。

頭と身体がちぐはぐになり、自分の体が弱ったことを思い知りショックを受けました。

スリッパから上履きに変えようと思ったきっかけ

はじめての入院の時、救急車で運ばれて緊急入院したので、入院生活に必要なものを準備することは不可能でした。

入院をしたことなんてありません。何を準備するべきか全くわかっていません。

「あまり体を動かすことはないんだからスリッパで十分だろう。」

と用意されたスリッパを漠然と使っていました。

何が安心できて、何に不安を抱くかもわからなかったのです。

歩行のリハビリや立位の訓練ををする時、転ばないよう姿勢を保つことに意識が集中して、足元がおろそかになっていました。

転びそう、倒れそうになったこともたくさんあります。(この頃は、術後間もないリハビリの時期で、常に看護師さんがついていてくれるので倒れる前に支えてくれていました。私一人に対して看護師さんが3人ついてきてくれるほど強固な体制。)

普通に歩けているつもりでも、実際は歩けていないため、足をちゃんと上げて運ぶことができていません。

知らず知らず、「すり足」になってスリッパがすっぽ抜けそうになる、いや実際にスッポ抜けることがあって、それがすごく怖いんです。

いつしか、「スリッパでは歩く練習が満足にできないな。」と思いはじめていました。

そんなある日、同じ病棟で上履きをはいて「歩くリハビリ」を行っている方を見かけたました。

歩みは遅くとも、足元を気にすることなく、その方は懸命に歩いている。

私は、上履きでリハビリを行っている方を見て、

「そうだ。上履きなら足にフィットして、脱げてしまうかも?と余計な心配をすることはない。この方を見習って私も上履きを履こう。」

と思ったんです。善は急げ。すぐに上履きを用意してもらい履いてみることに。

上履きを履いてみて、まず思ったのが、

歩きやすい!(実際はまともに歩けていないのですが。。)

という驚きでした。

上履きを使うようになってから

足元が安定し、スリッパのような「脱げてしまうかも?」といった心配をしなくなりました。不安が無くなったことで、歩くことに積極的に取り組めるように。

上履きに名前を記入して学生時代や、元気に身体が動いていた時を思い出し、モチベーションも上がりました。歳を重ねてしまうと、子供の頃みたいに持ち物に名前を記入することが減りますもんね。

寝たままの生活が長く続き、筋肉が落ちてしまった時の、足元の不安定加減は体験しないと絶対にわかりません。

動かなくなってはじめて、己の身体と向き合い、「元に戻さなければ。」という気持ちと相対することになるのです。

その気持ちと向き合ったときに、やる気が出てきたときに、スリッパの不安定さがとてつもなく邪魔でした。

リハビリに対するモチベーションをあげるため。

不意に転んでしまう心配を軽減するために。

スリッパで足元を心配しながら歩くのがいいのか?上履きで足元の心配を軽減して過ごすのがいいのか?

歩くだけならスリッパでも事足ります。しかし、退院後の歩行、これからも続く生活のことを考えるのなら、

私は上履きで入院生活をおくることをお勧めします。

上履きはどんなところで売っているの?

いざ、上履きを用意しようとしたとき、身近に子供さんや学生さんがいなければ、上履きは縁遠いものになっていると思います。

入院していた私は、外出できないため、家族に買ってきてくれるように頼みました。後学のために自分でもどんなところで売っているのか調べてみました。

当時と比べると上履きの入手は容易な印象です。amazonに種類豊富にあります。ウインドウショッピング気分で覗いてみるのもいいでしょう。

のんびりなんてしていられない。突然の入院で、すぐにでも上履きを用意したいとき、amazonに頼んでもそれが叶わないことがあります。多くの場合、実店舗で買うことになるでしょう。

ネットに頼らなくても、ホームセンターやスーパーマーケット、街の靴屋さんでも置いてあります。

サイズと実用性を相談して選ぶのが吉。

値段だけで選んでしまうと、買い直しになることもありえます。

試着しなくとも足のサイズがあっていれば違和感を持つことは少ないと思います。

足にフィットする上履きを見つけられれば、歩行のリハビリへのモチベーションが上がり、リハビリに積極的に取り組んでいい結果が帰ってくる「良い相乗効果」が生まれると実感しています。

おわりに

突然の入院でスリッパしか用意できなかった場合、それが怖いからと病院の床を裸足で歩き回るわけにはいきません。

上履きなら着脱の手間もかからないですから。スッと履けてすっと脱げます。

着脱の不安が少ないことは、足元が不安なとき、とても重要な要素です。

歩けない状況に、自身がおかれたら「再び、歩けるようになりたい。」と思いますし、身近な人、大切な人がその状況に置かれてしまった場合、「以前のように歩けるようになってほしい。」「元気に回復してほしい。」と思うはずです。

その思いを叶えるにはリハビリが大切です。

これは、実際に体験してとても強く思うことです。何もやらなければ、加速度的に取り戻すことが困難になります。

私は、頭が震える、右手が震える、うまく話せない、転んでしまう。そういった状態をすべてリハビリで乗り越えてきました。(会話だけは発展途上ですが。)

履物一つ、歩きやすいものを用意し、生活の基本となる「歩行のリハビリ」に積極的に取り組めるようになれば、開けるものがあると思います。

上で述べましたが、病院の床はとても歩きやすいです。

歩きやすい分、退院して自宅に戻った時歩きづらさを痛感します。

病院であれだけ歩けていたのに、家では歩けない。かなりのリハビリをしたつもりだった私は、退院したあとの自宅のことを全く考えていなかったんです。

筋肉がおちきるほど歩けなくなった時、病院でリハビリできるときにやれるだけやっておくことをおすすめします。

自分で思っている以上に、退院してからの足元は困難を極めます。病院のフラットな床でリハビリを重ねることは大切です。

見栄えから上履きはちょっと…という場合は、妥協に妥協を重ねれば、スリッパでも過ごすことは可能だと思います。

それでも術後の立位訓練、歩行訓練のことを考えると不安です。

やめたほうがいいと言ってしまいます。

転ぶ心配を減らすこと。安心して歩くリハビリに臨むこと。

歩きに自信をつけて、退院してからの足場に対応できるようにする。

歩行リハビリの重要なアイテム。私は上履きをそう考えています。

上履きの商品リンク

amazonの上履き販売商品リンクを貼り付けておきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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心臓/脳みそ闘病記
この記事を書いたひと
こぎけに

3度の心臓手術と合併症の脳梗塞を経験し、身体を大きく壊したが自由な時間を手に入れる。日々プレイしたゲームやリハビリの記録をこのブログに記録。体調を崩すと更新が止まりますが更新できる限りは続けていきたいと思っています。

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